節電とは、こまめにスイッチを切ることと、消費電力の少ない機種を使うことです。
こまめにスイッチを切ることが、面倒な作業になっては意味がありません。
その条件での節電を検討してみました。評価は「Ubuntu 10.04」のみです。
休み時間、夜は電源を切る。(24時間稼働はやめよう。)
・電源を切るとき「/usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf」を実行
・バックアップ
・バックアップ異常の感知
電源を切るとき以上を実行するスクリプトを紹介します。
このperlスクリプトは、「Ubuntu 10.04」で評価しています。
#!/usr/bin/perl
#sudo -u orca mkdir /home/orca/backups
#visudo
#orca ALL=NOPASSWD: /sbin/shutdown -h now
#orca ALL=NOPASSWD: /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf
#バックアップファイルフォルダ
$PATHBAKFILE = “/home/orca/backups”;
#過去何回分のバックアップを残すか
$kai = 10;
print “バックアップして電源を切る Enter\n”;
print “バックアップせずに電源を切る 1 Enter\n”;
print “電源を切らずに元に戻る 2 Enter\n”;
$ans = ;
print “\n”;
chomp($ans);
if ($ans eq “2”){ exit 0; }
unless($ans eq “1”){
#過去のバックアップファイルのロテート、削除
print “過去のバックアップファイルのロテート、削除\n”;
for($i = $kai - 1; $i >= 1; $i--){
if( -f “$PATHBAKFILE/orca.dump.$i.gz”){
$i1=$i+1;
$re = `mv $PATHBAKFILE/orca.dump.$i.gz $PATHBAKFILE/orca.dump.$i1.gz`;
}
}
if( -f “$PATHBAKFILE/orca.dump”){
$re = `mv $PATHBAKFILE/orca.dump $PATHBAKFILE/orca.dump.1`;
$re = `cd $PATHBAKFILE && gzip orca.dump.1`;
}
print “バックアップ開始。\n”;
$re = `/usr/bin/pg_dump -O orca > $PATHBAKFILE/orca.dump 2>$PATHBAKFILE/err.txt`;
$re = `cat $PATHBAKFILE/err.txt`;
if($re ne “”){
print “■■バックアップ異常。■■\n”;
print “$re\n”;
$in = ;
exit(1);
}
}
#ログのロテート
print “ログをロテートしています。\n”;
$re = `sudo /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.conf`;
#電源を切る
print “電源を切ります。\n”;
$re = `sudo /sbin/shutdown -h now`;
操作なし | システム負荷あり (レセプト一括作成) |
|
---|---|---|
最新の小型 ディスクトップ core i5 |
46~48W 平均約47W |
|
5年前のサーバ pentium4 |
120~160W 平均約140W |
操作がしばらく無いときは、画面のスリープ、システムのスリープになるように設定しよう
「メインメニュー」「システム」「設定」「電源管理」
「次の時間アイドル状態が続いたらシステムをスリープする」
「次の時間アイドル状態が続いたら画面をスリープする」
稼働中 | ||
---|---|---|
画面の スリープ中 |
||
システムの スリープ中 |
システムのスリープから復帰(電源ボタンを押す)しても、日レセは正常に動作しています。
システムのスリープ中は、ネットワークカードも止まるので、スタンドアロンに限られます。
当社のORCAレセコンは、「電気を実用的な使用条件において最も節約する」を標準として設定しています。